Statement

宇宙史的スケールから見れば、人間の身体も、聖像も、それらを構成する物質は、ビッグバン後の宇宙の塵である。そして、人間は死後、宇宙に戻り、原子という形で再会する。時間を与えられた彫刻は完成すると、時間と共に消滅してしまう。私はいつか消えていくことを前提としての作品を制作し、信仰の対象とモノ(物質)との変容する過程に現れる破壊と創造の限界を検討していく。私の今後の研究は東洋思想の根幹をなす「無常」という思想を含む、精神的な空間と物質的なモノとの関係を繋ぎ、人間の超越性を象徴する聖像の消滅の過程に「創造的な破壊」と「破壊的な創造」を現代的な手法で表現する可能性を探究したい。



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